映画【デス・レース】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 死のマリオカートの話。

●感想

 刑務所が民間経営になっていて銃とかロケットとか重武装した車で撃ちまくりながらレースをして勝ったら刑務所を出られるという。なんとなく「バトルランナー」な設定の映画でした。

 妻殺しの無実の罪で刑務所に入れられた主人公がデス・レースに参加して自由を得ようとする。ライバルがいっぱいいて3つあるレースでバッカンバッカン破壊しながら勝ち抜いていきます。ひたすら撃ちまくって楽しいです。ただ似たような車のデザインで誰が誰だか車に詳しくない身からするとわかりにくいのが難点でした。

 当然、約束は守られずに独裁の所長に騙されて勝ち抜きそうになると毎回殺されていくので囚人たちがタッグを組んで逃げようとする。

 この殺し合いをさっきまでしていたのにクライマックスで急に主人公と親友的になったりするのが展開が高速で盛り上がらなかったです。それに意味があるのかよくわからないナビゲーターの人とか殺されたりして可哀そうでした。

 とはいえあんまり突っ込まずに目の前のカーバトルを楽しむ映画でジャンル映画として楽しい時間を得られる作品だと思いました。

☆☆☆

鑑賞日:2021/05/17 NETFLIX

監督ポール・W.S.アンダーソン 
脚本ポール・W.S.アンダーソン 
オリジナル脚本ロバート・ソム 
チャールズ・グリフィス 
原案ポール・W.S.アンダーソン 
イヴ・メリキオー 
製作総指揮ロジャー・コーマン 
出演ジェイソン・ステイサム 
ジョアン・アレン 
イアン・マクシェーン 
タイリース・ギブソン 
ナタリー・マルティネス 
マックス・ライアン 
ジェイソン・クラーク 
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