映画【Death Note/デスノート】感想(ネタバレ)

Death Note
スポンサーリンク

●こんなお話

 名前を書くと死んじゃうノートを手に入れた主人公と彼を追いかける捜査官の話。

●感想

 天才同士が知恵や知識を駆使ししてお互いの行動を出しぬいて、見ているこちらの上を行く行動などを楽しむ漫画原作、映画だと思いますが。このアメリカ版ではまるで主人公たちに魅力がないのが見ていてつらい作品でした。

 ノートに書かれた人が亡くなるシーンがバイオレンスなどがよかったです。首がもげたりするのをちゃんと見せてくれて、心臓麻痺ばかりで苦しむ役者さんしか見られなかった日本版との違いがありました。

 主人公が最初にノートを拾って死神に出会うところとか、叫んで逃げまどう主人公が弱い主人公を演出しているのかもしれないですが、全く主人公に見えず、ただただ女の子みたいな声で怖がる主人公が悲しい主人公でした。

 主人公を追い詰めていくもう1人の主人公の捜査官もなんで主人公のことがここまでわかるんだという高速の捜査というより超能力的な追い詰め方をして主人公と対決していくのかと思いきや、主人子の大事な人がやられると普通に拳銃を持って追いかけてチェイスシーンが始まるという展開を見て、普通のアクション映画。しかもアクションシーンとかも大して迫力等などがないのが残念でした。

 主人公より暴走していくヒロインの行動もすごくて、主人公たちを尾行するFBI捜査官を簡単に背後から襲撃して身分証を手に入れて名前と顔を見たりできたりするのがすごい行動力でした。

 主人公たちの行動がすべて自分たちの手のひらの上で転がしていました。という面白さで魅せる映画だとは思いますが、クライマックス後で実はこうでした、という説明があっても驚きや面白さが特になかったです。

☆☆

鑑賞日:2020/09/22 NETFLIX

監督アダム・ウィンガード 
脚本チャールズ・パルラパニデス 
ヴラス・パルラパニデス 
ジェレミー・スレイター 
原作大場つぐみ 
原作(作画)小畑健 
出演ナット・ウルフ 
レイキース・スタンフィールド 
マーガレット・クアリー 
シェー・ウィガム 
ポール・ナカウチ 
マシ・オカ 
ウィレム・デフォー 
タイトルとURLをコピーしました