●こんなお話
相変わらずおしゃべりなヒーローが家族を作っていく話。
●感想
セリフのシャワーでついていくのに必死でしかもそのギャグが延々と続くので、よくわからないとなかなかきつい120分でした。そのためだんだんと字幕を読むのが面倒になって行ってしまって、つまりどうでもよくなっていきました。
1作目にはまだストーリーがしっかりとあって、そのうえでギャグが展開されていた気がしましたが、今作はギャグ優先でその間は全く話が展開していかない印象のため退屈に感じてしまう原因だと思いました。それでいてギャグが笑えないうえにアクションシーンも目新しさはなくてスローに場面にあわない音楽がかかっての繰り返しは余計つらいスパイラルに陥りやすい構図でした。
未来からきたロボットアームの持ち主のカタキ役との戦いや不死身なことによる悩みや新たなヒーローチームの結成に少年の更生と描かなきゃいけないことはたくさんあるのに、ヒーローチームなんて時間をかけたわりにはあっさり退場してしまって、どういう気持ちになればいいのか戸惑うオチだったり、小ネタが優先されているためかクライマックスで主人公のサクリファイスでみんな改心してファミリーになるという展開にも驚きでカタルシス不足でした。虐待をした病院関係者たちだけは虐殺されるだけで、改心する余地はないのかとその他大勢の描かれ方にも疑問のまま終わる展開でした。
この内容で120分はチト長くて90分くらいだったらもう少し楽しく感じるヒーロー映画だと思いました。
☆☆☆
鑑賞日: 2018/06/13 TOHOシネマズ日比谷 2018/12/14 Blu-ray
リンク
監督 | デヴィッド・リーチ |
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脚本 | レット・リース |
ポール・ワーニック | |
ライアン・レイノルズ |
出演 | ライアン・レイノルズ |
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ジョシュ・ブローリン | |
モリーナ・バッカリン | |
ジュリアン・デニソン | |
ザジ・ビーツ | |
T・J・ミラー | |
ブリアナ・ヒルデブランド | |
ジャック・ケーシー | |
忽那汐里 |
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