●こんなお話
一家惨殺事件の生き残りが事件の真相を探っていく話。
●感想
少女時代に家族を殺される事件の生き残りで現在は金欠で困っている主人公が凶悪事件とかの真相を探るグループにお金を寄付してもらうことになって、犯人として28年だか刑務所に入っている兄が本当に犯人なのか? というのを現在パートと過去パートが同時進行で描かれていきます。
序盤から過去と現在の登場人物がたくさん出てきて天地人を把握するのが大変でした。現代パートで当時の関係者に会って話をしていって、過去パートでしだいに明らかになっていく事件の真相。
イマイチ、悪魔信仰というのもがわかっていないため、過去パートで起こる出来事のきっかけとかもわからないため。牛を惨殺してる姿を見てもそんなに怖さを感じないので、クライマックスでの事件の真相がわかったところで驚きみたいなのは感じられなかったです。現代パートでの犯人が分かってからのシークエンスも驚きがないので退屈でした。
サスペンスとしての真実が明らかになっていく見せ方もチト弱いと思うし、登場人物たちの心理が深く描いているのかと思えばそうでもない印象でした。
もう少し現代パートできっかけとなる殺人クラブの若い男性との信頼関係が描いたりしてほしかったです。
にしてもみんながみんな嘘をついていて、とんでもない連中ばかりだなと感心したり。アメリカにも自殺志願者を募って殺人を犯す人がいるんだと勉強になる映画でした。
☆☆☆
鑑賞日: 2016/06/25 TOHOシネマズ川崎
リンク
監督 | ジル・パケ=ブランネール |
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脚本 | ジル・パケ=ブランネール |
原作 | ギリアン・フリン |
出演 | シャーリーズ・セロン |
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ニコラス・ホルト | |
クロエ=グレース・モレッツ | |
クリスティナ・ヘンドリックス | |
コリー・ストール | |
タイ・シェリダン |
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