映画【劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん】感想

☆☆☆

●こんなお話

 お互い会話のない父と息子がファイナルファンタジーを通して本音を語らい相互理解深める話。

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログより

●感想

 お互い喋らず理解しようともしていない父と息子が、あるきっかけで関係が深まっていくという。そういったお話は腐るほど作られていると思いますが、そのモチーフがオンラインゲームのファイナルファンタジーというのが面白い設定でした。実写パートとゲームパートに分かれているのも面白かったです。

 ゲームとともに息子さんの仕事のプレゼンの悩みや息子を想う同僚の女性とのサブエピソードや回想で父と息子の思い出が挿入されたり。娘さんの売れない芸人の婚約者とのエピソードが入ったり。

 ただお話の方はおそろしくテンプレートのまま進むので驚きや感動はほとんど感じられなかったです。頑固そうな父親がゲームになると実はコミカル。とかのギャップは楽しいですが、それも吉田鋼太郎さん力で持っている感じでストーリーやキャラクターの面白さを感じることは少なかったです。正直、娘さんの恋人とのくだりとか必要なのかな? という感想を持ってしまうくらい退屈でした。

 テレビゲームの世界もそこまで入り込めるものでもなく、強敵に挑んで倒すというカタルシスも少なかったです。ただ主人公親子がカチャカチャとリモコンを操作して倒しているだけにしか見えなかったです。見ているこちらがテレビゲームの世界に入り込めなかったです。

 そもそも主人公家族は映画の最初から最後まで家族団らんが続いてめちゃ暖かい家族で恵まれているし、ゲームをやらない身からすると、仕事の合間に練習とかメモとかとってゲームの敵を倒すために時間をとっているのとかを見ると。映画や本とか旅行とかに触れて知識や経験をあげて社会貢献したほうが有意義の時間の使い方なのではないかと元も子もないことを考えてしまう映画でした。ってもテレビゲームを通じて親子が通じ合うということができて、ゲームを作ったエンジニアやプログラマさんたちのお仕事に感心するなぁという感想を持てました。

 とはいえ、これを映画館で見て映画とテレビドラマの違いって何だろう? と考えてしまう映画でもありました。

☆☆☆

鑑賞日:2019/07/10 TOHOシネマズ川崎

監督(実写パート)野口照夫 
監督(ゲームパート)山本清史 
脚本吹原幸太 
原作マイディー
出演坂口健太郎 
吉田鋼太郎 
佐久間由衣 
山本舞香
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