映画【犬ヶ島】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 犬の処置を巡って弾圧派と穏健派がバトルする世界で飼い犬を探す少年と犬の話。

●感想

 シンメトリーな画面構図に1.5倍速くらいの早口で進むセリフ回しは相変わらずのウェス・アンダーソン監督作品らしい映画でした。その世界観が日本が舞台というのも不思議な感覚をもたらしてくれました。 

 ですが、お話の方はこれといって面白さを感じられずに100分の短さが結構な長さに感じる作品でした。 

 膨大なセリフの量や画面いっ杯に出てくる字幕を追いかけるのに必死でそれがずーっと続くので個人的にはどんどんと追いかけるのが大変でしまいに犬が見つかろうが見つからなかろうがどうでもよかったです。主人公の少年と犬たちのロードムービーも市長の陰謀を潰すためのクーデターとしても主人公を助ける女子高生の活躍もドタバタしているだけで活劇としての面白さを感じられなかったです。そしてきのこ雲とかが普通に出てきてぎょっとする演出にも余計な心配をしてしまう映像だったりもしました。 

 そして日本が舞台なのに出てくる犬は全部が毛が長い犬で日本犬が出てこないのが不思議な映画でした。 

☆☆☆

鑑賞日: 2018/05/31 TOHOシネマズ川崎

監督ウェス・アンダーソン 
アニメーション監督マーク・ウェアリング 
脚本ウェス・アンダーソン 
出演(声)ビル・マーレイ 
ジェフ・ゴールドブラム 
エドワード・ノートン 
ハーヴェイ・カイテル 
F・マーレイ・エイブラハム 
ボブ・バラバン 
野村訓市 
スカーレット・ヨハンソン 
グレタ・ガーウィグ 
ブライアン・クランストン 
リーブ・シュライバー 
ヨーコ・オノ 
渡辺謙 
高山明 
伊藤晃 
村上虹郎 
野田洋次郎 
夏木マリ 
コートニー・B・ヴァンス 

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