映画【映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 夕飯の焼肉を楽しみにしていた野原一家のもとに、いきなり車が乱入してきて逃げ出したら全国指名手配になって、熱海にいる敵の首魁のもとへ走り続ける話。

●感想

 冒頭からいきなり事件が起こって、野原一家以外全員敵の四面楚歌状態から熱海までひたすら走り続ける姿をクレヨンしんちゃんらしいギャグいっぱいで楽しかったです。

 なぜ追われるのか? というのがわからないままひたすら走り続ける野原一家だけを映し出す作品でなかなかチャレンジ精神の作品だったと思います。クライマックスで敵の思惑が判明して、思ったことが現実になるという装置を使った世界がなかなかドラッキーな世界でクラクラしてしまってよかったです。

 ひたすら悪ふざけだけで進んで、ストーリーが薄味すぎてそこで好き嫌いが分かれそうな映画ですが、楽しいシリーズでした。それにずっと追いかけてきた敵が簡単に「敵ながらあっぱれ」と認めてしまって追いかけるのをやめてしまうのは納得できなかったです。

☆☆☆

鑑賞日: 2016/09/23 DVD

監督水島努 
脚本水島努 
原恵一 
原作臼井儀人
出演(声)矢島晶子 
ならはしみき 
藤原啓治 
こおろぎさとみ 
真柴摩利 
徳弘夏生 
江原正士 
皆川純子 
石丸博也 

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