映画【ブラック・ダイヤモンド】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 ブラックダイヤモンドを巡って台湾の刑事さんとか黒人さんたちが大騒ぎする話。

●感想

 冒頭、ジェット・リーが高層ビルのベランダのふちを1階1階掴みながら下りていくというアクションがビックリでかっこよかったです。

 ただ印象に残るのはその最初のアクションのみで、これといったものが残らなかったです。ジェット・リーは台湾からやってきた人でブラックダイヤモンドを追いかけていて、もう1人の主人公である黒人さんは泥棒グループでブラックダイヤモンドを巡っての抗争で娘さんを誘拐されて娘を救出するのが行動の動機になる。

 この泥棒グループの規模がよくわからなくて描かれ方は地元のチンピラみたいな感じだけど、クライマックスでは銃器を用意したりしてめちゃくちゃ本格的な泥棒グループなのかなと思ったりしちゃいました。そのため、二手にわかれて娘さんの行方を探したりしますが、ジェット・リーのほうは地下格闘技場で急きょ参加することになってマッチョな格闘家たちと戦ったりするのもギミックとして面白いっちゃ面白いですが、映画自体の面白さに直結しているとは思えず、ただその場の面白さのみで、しかもジェット・リーの強さもそこまで表現できていないのが残念でした。黒人さんのほうもいきなり格闘技したりカーチェイスしたり強さのレベルがよくわからなかったです。

 そして結局ブラック・ダイヤモンドが実は核兵器うんぬんみたいな感じになっていくのも規模が凄くてついていけなかったです。

 とはいえこの手のジャンル映画であんまり突っ込んだりして見ることをするのではなく、気楽にボケッと楽しむ映画で娯楽映画としてのクオリティは保っている映画だと思いました。

☆☆☆

鑑賞日: 2016/09/24 NETFLIX

監督アンジェイ・バートコウィアク 
脚本ジョン・オブライエン 
チャニング・ギブソン 
出演ジェット・リー 
DMX 
アンソニー・アンダーソン 
ケリー・フー 
トム・アーノルド 

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