映画【コップランド】感想(ネタバレ)

copland
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●こんなお話

 警官だらけが住む街で保安官が正義を貫くのが大変な話。

●感想

 まず豪華なキャストが魅力で、スタローン、ハーヴェイ・カイテル、ロバート・デ・ニーロにレイ・リオッタというギャング映画の大御所たちにスタローンが挑むという構図というそれだけでお腹いっぱいの映画でした。

 芸達者な俳優さんたちに囲まれて、スタローンのゆったりとした存在感が警官だらけで軽犯罪は見逃してあげて何もできないといううだつの上がらない主人公のキャラクターとマッチしていてよかったです。

 ただ話自体は主人公が延々とストレスがかけられるだけの展開が続いて、主人公と一緒にストレスを感じるので見ていてうっぷんがたまるだけで終わってしまいました。それで最後にキレるまで早くキレてくれないかなと思いました。

 クライマックスの討ち入りシーンではスローでまったりとした銃撃戦なのが少し迫力不足で圧倒的多数の敵に対して、耳が聞こえない主人公がどうやって挑んでどうやって勝つのかというのがあまりわからなくて、ただ撃った撃たれただけで終わってしまうのがエンタメ映画として不完全燃焼でした。デ・ニーロとかも内務調査というわりにはスタローン任せで何もせずに無駄なキャラクターに見えちゃって残念でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2017/06/26 DVD

監督ジェームズ・マンゴールド 
脚本ジェームズ・マンゴールド 
出演シルベスター・スタローン 
ハーヴェイ・カイテル 
レイ・リオッタ 
ロバート・デ・ニーロ 
ピーター・バーグ 
ロバート・パトリック 

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