映画【カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 自宅の庭に隕石が落ちてきて奇妙奇天烈な体験をする家族の話。

●感想

 序盤は主人公家族の紹介にじっくりと時間をかけておいて、本筋の隕石が墜落して主人公家族の周りでおかしなことが起きていくという王道の展開で、結構テンポが遅いかな? と思っていましたが、両親が何やらおかしくなっていって、ニコラス・ケイジがトマトが上手く育たないとブチ切れながらゴミ箱に放るという名シーンがあってそれが見られるだけで大満足の1本でした。トマトにブチ切れるお父さんに「電波が悪い」とこれまたブチ切れる奥さんというカオスな夫婦喧嘩が最高でした。

 そしてなんといっても奥さんと息子さんが光に襲われて…というくだりとか気持ち悪いんですけど、というなかなかのグロテスクさで最高のやられ方でした。欲を言えばもう少しはっきりと息子さんとどうなっちゃっているのかと特殊メイク的なものを見せてほしかったです。アルパカとかの末路もあまり見せてくれないのがフラストレーションの見せ方で残念でした。

 特に説明もなくいろいろな不思議体験アンビリバボーなことを起こっていくので、原作とか背景を調べないといけない作品ですが、ただただ目の前で起こる惨劇を楽しめる作品で面白かったです。

 お母さんが指を切断して病院に行ってパニックなのかな? という両親でしたが、普通に車で帰宅するのとかもどういう治療を受けたのだろうと爆笑必死の帰宅の車内でした。

☆☆☆

鑑賞日:2021/04/05 WOWOW

監督リチャード・スタンリー 
脚本リチャード・スタンリー 
スカーレット・アマリス 
原作H・P・ラヴクラフト 
出演ニコラス・ケイジ 
ジョエリー・リチャードソン 
マデリン・アーサー 
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