●こんなお話
プロカメラマンを目指す主人公と主人公の前にいきなり現れて翻弄してくるヒロイン。ヒロインがNYに渡って彼女が亡くなったらしいと人づてに聞いて、信じられないとNYへ渡って真相を調べる話。
●感想
広末涼子さんがめちゃ可愛くて、大学時代にこんな彼女がいたらと妄想しながら見てしまう映画でした。主人公の前にいきなり現れて無邪気であり可愛らしく自然体で、主人公を翻弄する存在。
すぐ2人は付き合うことになり心のつながりがバッチリあると思っていたら、写真コンクールでヒロインだけ入選して主人公は落選してしまうこと。ヒロインの才能に嫉妬して突き放してしまう。
この別れは重要なポイントだと思いますが、そんなことですぐ別れちゃうものなのかな? と疑問に思ってしまいました。
そしてヒロインはNYへ行き、手紙などでやりとりするけど。ヒロインが死んだという情報を聞き信じられずにNYへ行く主人公。
前半の甘酸っぱい青春ものから一転、妙なギャグ描写と安っぽいサスペンスへとシフトチェンジしてしまいガッカリでした。
ヒロインが残したものを追いかけるということをやるのかと思いきや、ひたすらギャングとかに絡まれたり陽気な黒人と原チャリで走るシーンがやたらと長いです。
そして小池栄子さんが全部持って行ってしまう表情。これで全部、前半の気持ちがぶっ飛んでしまうインパクトで台無しだと思いました。それに松田龍平さんのモノローグの英語が気になってなかなか入っていけなかったです。
シンプルな恋愛ものとしてストレートに描いてくれれば、写真というモチーフが上手いこと絡まっていい作品になっていたかもしれないだけに残念でした。
☆☆
鑑賞日:2013/06/14 Hulu
リンク
| 監督 | 堤幸彦 |
|---|---|
| 脚本 | 緒川薫 |
| 出演 | 広末涼子 |
|---|---|
| 松田龍平 | |
| 小池栄子 | |
| ドミニク・マーカス | |
| 山崎樹範 | |
| 西山繭子 | |
| 高橋一生 | |
| 大杉漣 |


