映画【くもりときどきミートボール】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 イワシしか捕れなくてさびれた街でヘンテコな発明ばかりする主人公が、食べ物を空から降らせる発明をして住民たち大喜びだけどしだいに食べ物が大きくなっていって巨大食べ物の落下の恐怖に襲われていく話。

●感想

 伏線の回収が見事で前半に何気なく登場していた発明品なんかがクライマックスの戦いで使われていって、その回収の気持ちよさとか映像の質感も見事でゼリーのぷにょぷにょ感とか質感も見てて気持ちよかったです。
 キャラクターも主役から脇役まで描き分けられてて、全員が活躍するのも見てて気持ち良いものでした。
 父親との確執やヒロインとの恋など上手く展開していって感動できるものだったと思います。

 ですが、個人的にジャンクフードが空から山ほど降ってきて大喜びという感覚がよくわからずアメリカンな反応にそんなに乗り切れない部分もありました。
 食べきれないほどの食べ物が町全体を覆って道端に転がっていても、心痛めそうですが。この映画の人たちは食べ物を粗末にしても大丈夫な様子なのが食べ物を粗末にするなと育てられたボクにはモッタイナイと思ってしまいました。確かに後半で食べ物から襲われていくという展開になるとはいえ、楽しめる設定ではなかったです。

 食べ物がたくさん出てきて、全部美味しそうなのがよかった映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2014/09/01 Hulu

監督クリス・ミラー 
脚本クリス・ミラー 
フィル・ロード 
原作ジュディ・バレット
ロン・バレット
出演(声)ビル・ヘイダー 
アンナ・ファリス 
ジェームズ・カーン 
ブルース・キャンベル 
アンディ・サムバーグ 
ミスター・T 
トレイシー・モーガン 
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