映画【友へ チング】感想(ネタバレ)

chingu
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●こんなお話

 少年時代から仲のいい4人組が大人になってもチングなんだと確認する話。

●感想

 番長、右腕、優等生、お調子者という見事にわかりやすいキャラクターたちが少年時代から仲良くて高校時代は荒れた高校で優等生とかがヤンキーに絡まれたりすると番長たちが助けにきてくれる。そのノスタルジック感は見てるのが気持ちいいものでした。日本の荒れた高校と似ているのが原因の1つなのかなと思いました。

 ただ少年時代から大人になってバラバラになって対立していって悲しい。という展開になりますが、120分では描ききるのは難しいのか。大人になってから番長と右腕がヤクザになって対立する組織になって…。という展開がそこまで悲しい対立でもなく、淡々と進んでしまうので、悲しい決断をするけどその罪を背負って生きていくというのはめっちゃ感動できそうな設定ですが、普通のヤクザ映画になってしまうのでそこまで面白みが感じられなかったです。残りの2人がほとんど出てこないのも盛り上がれなかったです。

 ヤクザを描きたいのか4人の友情を描きたいのかどれもが中途半端になってしまっている気がする作品でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2015/12/15 NETFLIX

監督クァク・キョンテク 
脚本クァク・キョンテク
出演ユ・オソン 
チャン・ドンゴン 
ソ・テファ 
チョン・ウンテク 
キム・ボギョン 
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