映画【チャイルド・プレイ2】感想(ネタバレ):チャッキー復活で再び恐怖の日々!殺人人形の狂気が止まらない

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●こんなお話

 またまた呪われたグッドガイ人形に襲われる少年の話。 

●感想

 前作でボロボロになったチャッキーを、おもちゃ会社が「やらかしを隠すために」修理したことでチャッキーが復活。殺人鬼の魂を持つあのグッドガイ人形が、またしても少年アンディをつけ狙う。

 前作の生き残りは3人。そのうち大人2人は精神的に追い込まれて病院送り。チャッキーの存在を訴えても誰にも信じてもらえない。唯一の子どもであるアンディは、施設から里親のもとへ引き取られる。

 新しい里親夫婦は優しいけど、その家にはすでに別の里子のお姉さんがいて、ちょっと反抗的な態度。信頼関係もまだ浅い。そこへチャッキーが動き出す。おもちゃ会社の職員を脅してアンディの個人情報を手に入れ、そのまま職員を殺害。次にアンディの預け先へ向かう。

 そして家にあったグッドガイ人形を見たアンディは戦慄。チャッキーはその人形を庭に埋めて、自分が代わりに部屋へ入り込む。さらに、家の大事な飾り物を破壊して、子どもたちに濡れ衣を着せる。結果、お出かけ禁止という罰が下り、家庭内にも微妙な空気が漂う。

 その後、アンディが通い始めた新しい学校にも、チャッキーはこっそりついていく。テスト中のアンディの答案を勝手に書き換えて、先生に叱られるように仕向け、アンディは教室に監禁されてしまう。その間にチャッキーは先生を殺害。

 それでも「チャッキーが来た」と訴えるアンディの言葉に、大人たちは誰も耳を貸さない。ついにアンディは家の地下室でチャッキーに襲われる。そこへ義父がやってきて、そのままチャッキーに殺されてしまう。続けて姉が帰宅すると義母までもが殺されており、チャッキーに脅されてアンディのもとへ向かわされる。

 アンディを人質にとって、ついにチャッキーは彼の体を乗っ取ろうとする。2人はおもちゃ工場へ向かい、そこがクライマックス。高温の液体、機械に挟まれる恐怖、追い詰められながらもなんとかチャッキーを撃退。足を切断し、ドロドロに溶かして、それでも動くチャッキーに空気を送り込んで爆発させ、ようやく決着がつく。

 「チャッキーが来た」と言っても信じてもらえないお約束の流れは今回も健在。最初こそスリルがあるけど、何度も繰り返されると「またか」と思ってしまう部分もあって、途中から新鮮味は薄れてしまう気持ちあったり。ただ、その展開の中でもテンポよく進む構成と、撮影技術の進化はしっかり楽しめました。 

 チャッキーの動きや表情は明らかに前作よりパワーアップしていて、操演や特撮のクオリティが目に見えて高まっていると思いました。チャッキーの暴れっぷりを楽しむホラーとして、しっかり作られたジャンル映画だと思います。何より90分もない短めの尺がちょうど良くて、飽きずに最後まで見られる2作目でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2017/08/30 NETFLIX 2023/11/29 Hulu

監督ジョン・ラフィア 
脚本ドン・マンシーニ 
出演アレックス・ヴィンセント 
ジェニー・アガター 
ジェリット・グラハム

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