映画【CASSHERN】感想(ネタバレ)

CASSHERN
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●こんなお話

 新造人間キャシャーンとかいろんな人たちが悩んで思いのたけを語らう話。

●感想

 戦争が多発する未来で、科学者の父を持ち恋人もいる主人公の青年が戦争に志願して戦死してしまう。父親は新造細胞というものを使って、主人公を再生させようとするけど別な新造人間が現れて……。
 
 主人公が戦死してキャシャーンとして生まれ変わるまでが映画の半分近くと、なかなか進まないのでかなりキツイです。
 突然、生まれた新造人間たちですが。何故かいきなり銃殺されていきます。彼らが何をしたのかよくわからないのに、いきなり殺すってなんでだろうと。彼らが、めちゃくちゃ残忍な生き物とかだと説明してからの虐殺ならまだわかりますが。

 そして新造人間たちの逃走なんかも延々と映して、何を考えてるのかわからないままいきなりの宣戦布告。そして、蘇った主人公がスーツを着けて戦うまでが急でした。

 前半は何も語らない人たちが、後半からはいきなり長台詞を語りながらイメージ映像が差し込まれて。どんどんと洗脳されていきそうな映像でクラクラしてしまいます。全てのキャラクターが反戦を訴えるので、ちょっと説教くさいし。映像としても、中盤でアクションシーンが盛り上がりを迎えてしまって後半は映像的にも見せ場がなくなってしまうので、早く終わらないかなと思ったまま終わる映画でした。最初から最後まで気合入ってるので息つく暇なくて頭クラクラする映画でした。

鑑賞日:2013/02/01 DVD

監督紀里谷和明 
脚本紀里谷和明 
菅正太郎 
佐藤大
出演伊勢谷友介 
麻生久美子 
唐沢寿明 
寺尾聰 
樋口可南子 
小日向文世 
宮迫博之 
佐田真由美 
要潤 
西島秀俊 
及川光博 
寺島進 
大滝秀治 
三橋達也 
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