映画【ぼくたちの家族】感想(ネタバレ)

bokutachi-kazoku
スポンサーリンク

●こんなお話

 お母さんが余命わずかの脳腫瘍というのがわかって、そこでお父さんは頼りないし、家は借金だらけだし、次男は何考えるかわからないチャらいやつだしで大変なことな長男の話。

●感想

 お母さんが友だちとの日常会話で会話がかみ合わずに、どこか異変を感じる出だし。長男の彼女とその家族の顔合わせでも異常な言動をしちゃうお母さんを病院に連れて行ったらいきなり余命1週間と宣告される。
 ここからお父さんは頼りないし、お母さんは家計のやりくりのために借金まみれとなっていることが明らかになってくる。かつて引きこもりの時代もあった長男がジョギングを始めて、そこからしだいに家族がまとまりはじめていきます。

 淡々として大きなうねりもなく抑揚も少ないですが、バラバラだった家族が何となくまとまったのかな? というのを見せてくれて、決して助かったというハッピーエンドではないですが、この家族のこれからは大丈夫だろうな、と感じさせてくれる映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2015/01/11 DVD

監督石井裕也 
脚本石井裕也 
原作早見和真
出演妻夫木聡 
原田美枝子 
池松壮亮 
長塚京三 
黒川芽以 
ユースケ・サンタマリア 
鶴見辰吾 
板谷由夏 
市川実日子 
タイトルとURLをコピーしました