映画【潜入】感想(ネタバレ)

Bloody-Tie
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●こんなお話

 麻薬捜査をする刑事と密売人が麻薬王を捕まえようとする話。

●感想

 軽快な音楽とともに幕が開けて1998年の経済危機の韓国。麻薬の密売人で儲けている主人公のナレーションが入って現在の状況説明。かと思ったら今度は刑事のナレーションになって刑事の説明が入ります。一応、テンポよく人物紹介がされていきますが。この時点で結構置いてけぼりをくらうツカミでした。

 そこから密売人が自称ベンチャー起業家として自分は麻薬を打たないけどさばいていく。刑事は過去に大物密売人に相棒を塩酸で殺されたので、それのリベンジに燃えている。けれども検察が主人公を煙たがっていて先を越そうとしてきたり。そして刑事が密売人と接触して中国にいる目的の大物密売人を狙うという。

 けれども主人公2人が同時進行で展開していきますが、話のスジがどこに向かっていて現在何をしているのかが飲み込みにくく、刑事は同僚の妻と出来ちゃったり密売人は麻薬中毒になった女性を救って、それをオジキと呼んでいる男性に預ける。このオジキが後半になって物語のウエイトを占めるようになってきて、オジキのリベンジものになっていくのとかも置いていかれました。

 クライマックスは狙いの大物密売人をオジキと密売人と刑事が追いかけてのチェイス。そして主人公同士の対立。からの検事が銃を抜いて…おちう。

 正直、アンダーカバーもののハラハラドキドキとかも特になく、ただただ男たちが大声で罵り合っているだけで面白みがあまり感じらず退屈な120分でした。

☆☆

鑑賞日:2022/04/05 WOWOW

監督チェ・ホ 
脚本チェ・ホ 
ユン・ドクウォン 
出演ファン・ジョンミン 
リュ・スンボム 
キム・ヒラ 
チュ・ジャヒョン 
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