映画【ラスト・ブラッド】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 日本刀でヴァンパイアと戦う女子高生の話。

●感想

 ヘンテコな日本の描写はハリウッド映画なので独特の空気を楽しんでみることができましたが、戦国時代からいるオニというモンスターとの戦いをしているオニの血が流れている主人公ですが。主人公はどうやら人間の血を飲まないといけないらしく、それを提供してくれる組織と一緒に戦っている様子。

 米軍基地にオニがいるらしいってんで主人公が潜入しますが、なぜかセーラー服姿になるという。そして、クラスにオニがいますが最初の本格的なアクションシーンですが、これが動きをごまかすためかアップの多用で見づらいことこのうえないです。そのため最初のツカミなのに掴みきれないままのスタートでした。

 物語も組織の内紛だったり、主人公たちの戦いに巻き込まれるクラスメイトだったりとあまり本筋に関係ないものを描いてしまっているように思えました。主人公の背景だったり悲しみみたいなものを描かないといけないとおもう映画でした。中盤、主人公の過去が出てきて我らが倉田保昭さんが登場しますが、倉田さんのアクションシーンが1番カッコいいという。それを見るだけでこの映画が全てだと思うくらいでした。ただ、倉田さんの回想でのアクションシーンも映画自体にとっては、あまり関係ないという。

 クライマックスも何故か夢の中みたいなところに移動して、オニのボスのオニゲンとの戦いに急にうつるのでよくわからなかったです。

 ちょっと描くポイントがズレてしまっている映画でした。

☆☆

鑑賞日:2012/10/27 DVD

監督クリス・ナオン 
アクション監督コーリー・ユン 
脚本クリス・チョウ 
出演チョン・ジヒョン 
小雪 
アリソン・ミラー 
リーアム・カニンガム 
JJフェイルド 
倉田保昭 
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