映画【黒の教育】感想(ネタバレ)

Bad-Education
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●こんなお話

 高校生3人組が卒業間際に思い出作りに秘密を告白したりヤクザにいたずらして大変な目に遭う話。

●感想

 タクシー運転手がタクシー車内でセックスしていると屋上から何か落とされてびっくり。屋上では男子高校生3人組がいたずらで下に物を落として笑っている。

 卒業間際の思い出として1人ずつ秘密を話す流れになって1人は嫌いな教師の娘をレイプした話をして、みんなドン引き。もう1人はホームレスを殴って殺害した秘密。最後の1人は学校の教室を放火したとか。けど他の2人は信じてくれなかったり、本当だと話したらそれを録音して脅したり。

 優等生を街にいたヤクザにペンキをかけるいたずらをするように強要して最初はビビッてやるのを躊躇したけど仲間に笑われてるのを見てヤクザにペンキをかけて、みんなで逃げる。1人が捕まって2人はタクシーの中に隠れるけどタクシー運転手に見つかりそうになって揉めてるところをヤクザに見つかりそうになってタクシーをそのまま盗んで逃走。

 検問に見つかりそうになってしかも車内にタクシー運転手にレイプされた女性がいて「警察にレイプされました!」と警察に訴えて逃げるけど警官2人組に捕まってパトカーで連れられていく。警官の先輩は善人と悪人がこの世に何割みたいな話をして、そのままパトカーでヤクザのもとに連れて行ってしまう。

 ヤクザに引き渡されて主人公たち、ヤクザの親分の前に引き渡されて、指を詰めろ的な流れになる。捕まっていた仲間が指を詰めるけど、切った指が違うということで、別の1人が切って大丈夫って思いきや。今度は右手の人差し指だったということで、親分激怒。最後の1人が仲間たちに抑え込まれて無理やり指を切って許されて解放。夜明けの街を歩いておしまい。

 夜のシーンが綺麗で印象に残ってその中で学生さんたちの人間の残酷な部分が強調される映画で見ていて痛かったです。指を詰めるだけにめちゃくちゃこだわりがあるヤクザたちで、それにちょっかいを出して返り討ちに遭うだけの話ですが90分飽きずに見ることができました。

☆☆☆

鑑賞日:2024/07/02 NETFLIX

監督クー・チェンドン
脚本ギデンズ・コー
出演ベラント・チュウ
ケント・ツァイ
エディソン・ソン
レオン・ダイ
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