映画【バベル】感想(ネタバレ)

babel
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●こんなお話

 全く異なる3つの国の人たちが意思疎通が取れずになかなか上手いこといかない人たちの話。

●感想

 言葉も通じない。相手が何を考えてるかわからない、心も通い合えない。という人たちの物語で、モロッコの遊牧民の子どもたちがライフルの遊びでやっていた試し撃ちがきっかけで大事件に発展していって、その遊牧民たちに悲劇が起こってしまう。アメリカ人夫婦は関係が冷え切っている中、奥さんが銃撃されてしまう。その夫婦の子どもの子守が自分の子どもの結婚式に行きたいけど、夫婦が事件に巻き込まれて帰国できないため、子どもたちを連れてメキシコでの結婚式へ向かうけど、帰り道に国境でトラブルに巻き込まれる。警察に捕まるけど、子守が子どもを思う気持ちはわかってもらえない。ライフルの出所である日本人は年頃の娘が何を考えてるのかわからない。娘も母の自殺のトラウマを抱えていて…。

 1つ1つのパートだけを取り出すとよく練られていて見ている間は退屈はしませんが、どれも繋がりが浅くて、こういう同時進行でバラバラな物語を描く意味って何だったんだろう? としっくりこないと感じる部分もありました。

 にしても日本パートは無駄にエロいし出てくる若者たちがみんなチャラかったりやっぱり異文化を描くのは難しいのかな? とか思っちゃいました。

 とはいえ、国際色豊かなキャストで豪華で華やかだし国によって全く景色や風景が違うのでヴィジュアルで飽きずに見られる映画でした。

☆☆

鑑賞日: 2016/04/17 NETFLIX

監督アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ 
脚本ギジェルモ・アリアガ
出演ブラッド・ピット 
ケイト・ブランシェット 
ガエル・ガルシア・ベルナル 
役所広司 
アドリアナ・バラッザ 
菊地凛子 
エル・ファニング 
二階堂智 

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