映画【アウェイク】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 全身麻酔中に目覚めちゃって大変な話。

●感想

 主人公は、母親の秘書と身分違いの恋をしていて。そのことを母親に言い出せず、彼女も発表できずイライラが募っている。そんな悩んでるのに、突如プロポーズして結婚してしまうのには急展開感がハンパなかったです。85分しかない映画なので早くメインである手術シーンにいかなくてはいけないのではないかと思いました。

 そして、麻酔中に意識がある状態のまま手術が行われるという怖いシーンが待ち受けます。意識だけで体の感覚はないのかと思いきや、どうやら痛みは感じるみたいなのには驚きました。ただ、ここで主人公のナレーションで痛みを表現するのですが。これが、全く緊張感が伝わってこないのが見ていて辛かったです。もっと激しいものを期待してしまいました。

 麻酔中に意識が目覚めてしまうというこのワンアイデアを上手くいかしたサスペンスが展開されて面白かったです。どうやら、お医者さんたちがなにやら隠し事をしているのではないか? という部分で引っ張りますが。真相はなかなか面白かったです。

 このサスペンスのオチは、特に新鮮なものではなく。予想通りのところに落ち着きますが、話は母と子、そして死んでいる父との関係にシフトしていくのにはのれませんでした。結構、その回想が単なる説明にしか見えないからです。

 とはいえ、85分間。ひねったアイデアで面白く見ることが出来ました。

☆☆☆

鑑賞日:2011/11/15 DVD

監督ジョビー・ハロルド 
脚本ジョビー・ハロルド 
出演ヘイデン・クリステンセン 
ジェシカ・アルバ 
テレンス・ハワード 
レナ・オリン 
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