映画【アントマン】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 泥棒家業から足を洗いたい男が小さくなれるスーツを着て悪と戦う話。

●感想

 クライマックスでカタキ役の職場に乗り込む一連のシークエンスは、主人公とアリンコたちの共闘の映像が楽しかったです。そこから厳重な警備を突破していったり、カタキ役とのバトルも小ささを利用したギミックも緩急のある笑いで楽しく見ることができました。

 ただそこに至るまでのエンジンのかかり具合は少し遅くて、主人公の天地人の説明があって、そこから科学者との出会いに至るまで、科学者からスーツを着ることを依頼されてうんぬんかんぬん。そこから訓練がスタートして…。さらにはカタキ役が何やら悪巧みしていて。とか。話は進んでいるんだけど、興味を持続する目新しさはなくて、科学者さんの奥さんとの別れとかいきなり話し出したりしても、何のエモーションも動かされなかったです。

 イエロージャケットの説明もっと欲しいなとか小さくなれるスーツよりアリを操るマシンのほうが凄そうで悪役はそっちは開発しなかったのかなとか気になってしまう映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2015/09/23 TOHOシネマズ川崎  2016/04/04 Blu-ray

監督ペイトン・リード 
脚本エドガー・ライト 
ジョー・コーニッシュ 
アダム・マッケイ 
ポール・ラッド 
製作ケヴィン・ファイギ 

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