映画【悪夢のエレベーター】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 エレベーターに閉じ込められた人たちの話。

●感想

 開始45分くらいまで、ずっとエレベーターの中の話ですが。ここで、初対面の4人がいきなり自分の過去。しかも、どちらかというと人に知られたくない過去をぺらぺらと語り始めるので。ちょっと驚いてみてしまいました。その時点で、ちょっと入っていけなかったです。そんな自分の事を喋る人間なんていないと思うので、退屈しながら見てました。

 ところが、中盤のネタバレのエピソードに入ってからは。どうして、エレベーターにこの人たちが集まったのかが説明されますが。そこからやっと物語が始まるので、やっと転がりはじめて。ちょっと展開が遅かったと感じてしまいました。

 そして、その真相ってのもちょっとありきたりなもので面白味は少なかったです。浮気相手が屋上から自殺しようとするシーンなんて、あまり本筋に関係なくて。むしろ展開が停滞してしまっているように思えました。

 けど、勘違いから管理人さんとの方向が変なところに行ってしまうのは面白かったです。更にそっから真相がわかるのもちょっと強引な感じを受けました。

 アイデア1本勝負の映画で、1度見たらもういいかな。と思ってしまう内容で。もう1度見て再確認しようと思わせてくれる映画でなかったのが残念でした。

☆☆☆

鑑賞日:2011/07/20 DVD

監督堀部圭亮 
脚本堀部圭亮 
鈴木謙一 
原作木下半太
出演内野聖陽 
佐津川愛美 
モト冬樹 
斉藤工 
大場こういち 
芦名星 
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