映画【エア・ストライク】感想(ネタバレ)

air-strike
スポンサーリンク

●こんなお話

 重慶爆撃に対抗する国民党の空軍の話。 

●感想

 重慶爆撃が繰り広げられている中、重慶の空軍は日本軍の前に迎撃できず苦しい思いをしている。主人公はトラックを護衛して重慶に向かえという任務を与えられて、民間人と一緒に行くことになる。

 トラックには部下とブタを研究している博士とか怪しい男性とか子どもを連れた奥さんとかが途中で加わって日本軍の攻撃を避けながら進む。途中でアメリカ人司令官に「出撃させてください」という血気盛んなパイロットたちを「まだ駄目だ」と抑えるくだりがあったり。あとは重慶に暮らす人たちが息子の帰りを待っているけれど悲しい知らせがったりとか。そして主人公は重慶までトラックを無事輸送して上官から褒められておしまい。

 日本用に短くなっているのか、誰が何をしている話なのかがわかりにくくすぐに登場してすぐに退場していくキャラクターがいたりして、誰が主人公なのかすらよくわからない90分ちょいでした。話が散らかっている印象です。 

 米軍司令官が主人公なのかトラックで重要なものを運ぶ人が主人公なのか空軍パイロットたちが主人公なのかすらわかりにくく、ぶつ切りのエピソードが多いので急にテレビゲームみたいな空中戦が始まったり爆撃が急に始まったと思ったら、ブルース・ウィリス演じる司令官自ら操縦して戦ったりして、ただただ戸惑うという。エイドリアン・ブロディの医者役も謎で出てきてすぐ退場という役柄にこれも戸惑うという。 

 クライマックスはなぜか麻雀大会になったりして、ちょっと戦争アクションとしてとっちらかって散漫な印象の映画で残念な出来だったと思いました。 

☆☆

鑑賞日: 2019/04/18 DVD 2023/09/01 Amazonプライム・ビデオ

監督シャオ・フェン 
脚本チェン・ピン
出演ブルース・ウィリス 
リウ・イエ 
ソン・スンホン 
ファン・ビンビン 
ニコラス・ツェー 
エイドリアン・ブロディ 

コメント

タイトルとURLをコピーしました