映画【愛を歌うより俺に溺れろ!】感想(ネタバレ)

Ai wo utau yori ore ni oborero!
スポンサーリンク

●こんなお話

 美少年のような女子高生と、美少女のような男子高校生の恋と音楽の話。

●感想

 出てくる登場人物たちの着ている衣装や住んでる世界は漫画の世界で見てると不思議な気持ちにさせてくれる映画でよかったです。

 主人公は子ども時代に男の子にトラウマを持ったとのことですが、その理由が他の登場人物同様、あっけにとられるものでその時点でどうでもいいような事だと思ってしまいます。
 恋を知らない主人公が恋に悩んでその気持ちを歌にするという流れと同時に、主人公同士のデートしたり。

 なぜ、主人公がグイグイくる男の子に恋なのだろうか? と悩むのかというのところがこれまたわかりづらかったです。
 ただ喧嘩に強いからとしか表面的なところしか見えなかったです。暴力で解決することがいいのかと考えてしまいました。

 結局、見ていると男の子の思惑通りに進んでいくレールに敷かれていただけの展開なのでちょっと盛り上がりに欠けてしまいました。「少し離れたほうが向こうが燃える」みたいなアメとムチ戦法。

 クライマックスも冒頭に少しだけ描かれてたライブシーンが描かれるので、音楽映画としてもちょっときつかったです。

 美男美女が出てくる映画でそこらへんを楽しめれば面白い映画だと思いました。

☆☆☆

鑑賞日:2012/12/16 DVD

監督福山桜子 
脚本香村純子 
藤平久子 
福山桜子 
原作新條まゆ
出演カラム
大野いと 
古川雄大 
Takuya
AKIRA
タイトルとURLをコピーしました