映画【愛を語れば変態ですか】感想(ネタバレ)

Ai wo katareba hentai desuka
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●こんなお話

 オープン前のカレー屋さんで準備をする夫婦がいて、そこに大家さんとかバイトくんとがやってきて無茶苦茶言うけど、奥さんが1番無茶苦茶になっていく話。

●感想

 舞台劇が原作らしくオープン前のカレー屋さんという空間が限定された中で人が出入りしていきます。

 すべてがすべて上から目線でイライラさせてくる新しくバイトの面接にやってくる男だったり奥さんのことが好きだというストーカーだったりと無茶苦茶なことを言ってお店に入ってくる人たち。そのやり取りでクスリとしてしまう会話劇を楽しめました。

 しだいに主人公である奥さんの本性が暴かれていって、正論っぽいことを言っている旦那さんのほうがおかしいことを言っているという流れになっていく。

 最初から最後まで奥さんが無茶苦茶で「愛を広める」みたいなことに目覚めて、道行く人たちにいきなりチュウをしていくというわけわかんない行動に出ていきますが、ここまでくるとぶっ飛んでいて、何だか清々しい気持ちにもなってしまいました。

 「わたしって少し美人だし」とかいうセリフも笑えました。が、映画としてはやっぱり演劇的すぎるし、結局何の話だったんだという悲しい気持ちにもなってしまう映画でした。とはいえ、70分という短さもちょうどいい作品でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2016/05/08 DVD

監督福原充則 
脚本福原充則 
出演黒川芽以 
野間口徹 
今野浩喜 
栩原楽人 
川合正悟 
永島敏行 

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