●こんなお話
山本五十六の日米開戦直前から戦死するまでの話。
●感想
現在に至るまでの日本とアメリカの国力の差を理解し日米開戦に反対しながらも開戦が決定したら、全力で戦うというイメージ通りの山本五十六像を描いていました。1956年制作という戦後すぐにこういった作品を作られているのがすごいです。
ただ話がダイジェスト的なもので会議の連続に合間に記録映像とちょこっと特撮が挟まるの連続で歴史とかに興味がないとドラマ的な面白さがあまりなく。終始、主人公が周りの喧騒とは関係なく悩んでいるという構図の繰り返しで退屈に感じてしまうと思いました。主人公が芸者さんの弟が海軍兵学校に入れないかと相談を受けるという弟さんがパイロットになって成長していく、というストーリーがありますが、それも軽く描かれるだけで面白さはあまりなかったです。
それでも主人公が世論の流れとは反対の軍縮方向や日独伊三国同盟に反対とか真珠湾攻撃、早期講和、ミッドウェイ海戦、い号作戦などをダイジェストで見られて、そこらへんの歴史が好きな人は楽しめる作品でした。
☆☆☆
鑑賞日:2020/09/27 DVD
リンク
監督 | 志村敏夫 |
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脚本 | 館岡謙之助 |
出演 | 佐分利信 |
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阿部九洲男 | |
高田稔 | |
江川宇禮雄 | |
林寛 | |
田崎潤 | |
細川俊夫 | |
宇津井健 | |
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