映画【プロヴァンスの贈りもの】感想(ネタバレ)

A GOOD YEAR
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●こんなお話

 仕事で忙しい主人公がおじさんの遺産整理のために南仏の別荘とブドウ畑でお金より大切なことに気付く話。

●感想

 イギリスでバリバリと仕事をこなす主人公。秘書から叔父さんが亡くなって遺産整理をしなくちゃということで南仏のプロヴァンスへ向かう。

 おじさんの家に行くとブドウ畑があって幼少期に叔父さんと過ごした日々を回想したりしつつ仕事で会社に査察が入ったり遺産相続について話を聞きに行ったり。

 ブドウ畑の売却や家のリフォームとかの相談の電話しながら運転をして女性を轢きそうになるけど気付かず行ってしまう主人公と怒る女性。別荘やブドウ畑やおじさんの世話をしていた夫婦に売却するしないで揉めたり。

 主人公が売却予定の別荘の写真を撮り忘れたので撮ろうとしたらプールに落下して出られなくなって、社長との約束をすっぽかしてしまう。轢きそうになったヒロインがプールに水を入れてくれて助けてくれる。

 1週間停職になったので現地に残ることになった主人公。するとおじさんの隠し子である女性が訪ねてきて主人公は遺産相続を訴えてきたら大変だということで主人公ちょっと焦る。ヒロインが働くレストランを訪ねる主人公、気が強いヒロインに惹かれる主人公。

 隠し子が遺産を狙っているのではないかと思っているけど、そんなことはなくただ父のことを知りたいという気持ちだと知る。ヒロインとデートしておじさんの事を話して、ブドウ畑の売却はやめたほうがいいという事を言われたり一夜を共にしたり。

 主人公が子供時代からおじさんの代筆をしていて、それの能力を使っておじさんの手紙ということで隠し子の事を思っていてブドウ畑の権利について隠し子に書いて渡す。

 イギリスに戻って共同経営者になるか退職するか迫られて、主人公は退職してプロヴァンスの別荘に戻ってみんなと仲良く暮らしましたとさという。

 いかにもイメージ通りの「売りだー! 買いだー!」というトレーダーな仕事っぷりが描写されて、仕事命お金命の主人公が南仏へ行ってお金より大切なものに気付いて恋愛してブドウ畑を売却するのかどかというお話自体はよくあるもので、見どころはプロヴァンスの風景とか景色にお店とか見た目のルックを愛でる観光映画としての面白さを楽しむものでした。

 正直、イギリスのお金持ちがプロヴァンスのお金持ちになっただけであまり関係のないところでの話だなと冷たい目で見てしまうところもありました。

 おじさん、隠し子がいて結構老人だと思っていましたがなかなかの女性好きなんだなというのと、あんだけ可愛かった子ども時代が大人になると変わってしまう時代の変化に驚く映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2022/10/19 Disney+

監督リドリー・スコット 
脚本マーク・クライン 
原作ピーター・メイル 
出演ラッセル・クロウ 
マリオン・コティヤール 
アルバート・フィニー 
フレディ・ハイモア 
アビー・コーニッシュ 
トム・ホランダー 
ディディエ・ブルドン 
イザベル・カンディエ 
ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ 
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