映画【デンジャラス・プリズン 牢獄の処刑人】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 怪しい仕事をしていた主人公が捕まって刑務所に入ったら、奥さんが人質にとられて脅されたので、暴力で解決していく話。

●感想

 主人公は元ボクサーらしく、自分の腕っぷしのみで囚人や看守を文字通り殴り殺していくバイオレンスな描写がすごかったです。ヘビー級の殴り合いの音とかもすさまじかったです。
 主人公の背景とか説明があまりないのもそれが不気味さを増していて、冒頭で仕事をクビになり、すぐに裏家業を初めてピンチになっても、あまり動じずに自分のルールの中で動いていくのとか。彼に一体今までどんなことがあったのか知りたいですが、そういった説明がないまま、どんなピンチになっても突破していくサバイバル能力があることが岳がわかる男でした。

 ただ、いかんせん、テンポが悪すぎて本筋に入るまでが1時間20分過ぎてからあたりなのがきつかったです。そこに至るまで、裏家業でのトラブル、刑務所生活、さらに人権無視の刑務所生活とドキュメンタリータッチの淡々とした様子で描いていくだけなので、不思議な時間間隔で面白いですが。もう1回見るとなると気合がいる作り方でした。

 地面に削れて骨だらけの顔面とか顔面が銃撃されて吹き飛ぶとか特殊メイクさんたちの仕事っぷりが堪能できる作品で面白かったです。

☆☆☆

鑑賞日: 2020/03/31 WOWOW

監督S・クレイグ・ザラー 
脚本S・クレイグ・ザラー
出演ヴィンス・ヴォーン 
ジェニファー・カーペンター 
ドン・ジョンソン 
マーク・ブルカス 
ウド・キア 
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