●こんなお話
父親を捜しに謎の街を彷徨う主人公の話。
●感想
主人公は自分の出自が覚えておらず、お父さんと一緒に転校を繰り返し友だちも作らず孤独に生きてる女の子。
しかも悪夢を何回も見たり、現実と夢の境目がわからず。夢の世界になると映像がいきなりおどろおどろしいものになり、パニックになるという。
そしてお父さんが何者かに誘拐されたので、行ってはいけないと言われていたサイレントヒルという街へと行くなと言われれば当然行ってしまうという。
ちょっと退屈だったのは序盤35分は主人公の天地人の説明ですが、95分という短い映画なのに35分ほどは回想と説明台詞でこの映画の世界を説明するので、恐ろしく退屈でした。
もっと早くサイレントヒルに行って、その世界で回想なりを挟まないと。テンポが悪くて、しかも前作を覚えてないとかなり辛い内容でした。
そしていよいよサイレントヒルに向かうと、ここからはお化け屋敷で。次の部屋行くと、どーん! 次の部屋行くと、どーん! と、ショッカー演出の繰り返しで、怖さより驚きで進めるという。これまた面白くもなんともなくて、同じことを繰り返しだし、クリーチャーの目的が全くわからないです。
大きい斧を持つデカい巨人みたいなのは、何を攻撃目標にしているのかがわからなかったですし。クライマックスの戦いは主人公全く関係なくて、外野で見てるだけという「お宅、どちらさま?」状態でぽかんとしたままのクライマックスでした。
カクカク動くナースとかは面白かっただけに、もっとクリーチャー紹介ショーにしてもらった方が面白いと思いました。
☆☆
鑑賞日: 2013/04/11 TOHOシネマズ南大沢 2014/04/29 Blu-ray
リンク
監督 | マイケル・J・バセット |
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脚本 | マイケル・J・バセット |
出演 | アデレイド・クレメンス |
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キット・ハリングトン | |
デボラ・カーラ・アンガー | |
マーティン・ドノバン | |
マルコム・マクダウェル | |
キャリー=アン・モス | |
ショーン・ビーン |