映画【16ブロック】感想(ネタバレ)

16-blocks
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●こんなお話

 警察の不正の秘密を証言しようとする証人を16ブロック先の裁判所まで運ぼうとするけど、悪い警官たちに襲撃されて戦う話。

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログにて

●感想

 くたびれた警官役のブルース・ウィリスがカッコよくて、足が悪くてアル中で足を引きずりながらダメダメ警官ぷりがよかったです。それにお喋りで陽気な証人のバディものとして面白く見ることができました。
 悪事を働く警官仲間たちがいっぱい追いかけてきて、逃げろ逃げろとピンチを突破していくというわかりやすい構成もよかったです。

 なぜ、主人公は仲間を裏切ってまで証人を守ろうとするのか? という正義感が発動するのも最後の最後で判明したりして説得力もあってよかったです。仲間を守ろうとするカタキ役の行動の動機の描かれていて、対立の軸も見やすかったと思います。
 派手な展開はないのに、緊迫感の100分間で最後までハラハラドキドキする映画でした。やり尽くされたようなストーリーだけどしっかりと作られていて、エンディングで暖かい気持ちにもなれる面白い作品でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2014/12/30 DVD

監督リチャード・ドナー 
脚本リチャード・ウェンク 
出演ブルース・ウィリス 
モス・デフ 
デイヴィッド・モース 
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