映画【ザ・リング/リバース】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 いつも通り黒髪の女性のお化けに襲われる人たちの話。

●感想

 もはやコメディの対象とすらになってしまっている貞子がちゃんと怖いキャラクターとして描かれていて正統派のホラー映画に仕上がっているのはよかったです。 

 いつも通り呪いのビデオを見て7日後に死ぬとわかって、その呪いを解くために貞子の出自を追いかけるという1作目の映画と同じ流れも期待できるスタートでした。 

 ただ物語のほとんどは幻視シーンでびっくり、わけを知っているおじさんやおばさんに話を聞いてその人の語りの繰り返しで見せ場があまりなく退屈でした。恐怖シーンも序盤に貞子が登場するシーンは面白かったですが、見せ場はそこだけであとはだらだらした印象でした。 

 貞子を追いかける大学教授なんかほとんど役に立たずで面白くないですし、貞子以外のキャラクターで怖いキャラクターを登場させるのも「リング」としては面白さを欠けさせる方向だと思いました。しかもそれ自体も怖くなかったですし。 

 呪いのビデオの映像とかはなかなかかっこよくて何回も流れてそこの数分間は興味深く見ることのできた作品でした。 

☆☆

鑑賞日: 2018/02/04 TOHOシネマズ川崎 2019/03/01 Blu-ray

監督F・ハビエル・グティエレス 
脚本デヴィッド・ルーカ 
ヤコブ・アーロン・エステス 
アキヴァ・ゴールズマン 
原作鈴木光司 
出演マチルダ・ルッツ 
アレックス・ロー 
エイミー・ティーガーデン 
ジョニー・ガレッキ 
ボニー・モーガン 
ヴィンセント・ドノフリオ 

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