●こんなお話
SF【ペットセメタリー】的な話。
●感想
自分の精神をアンドロイドにコピーできる技術を開発中の主人公だけど、失敗続きの中、主人公とその家族が事故に遭って家族を失ってしまう。そこで主人公は友人と共に家族の精神をコピーして甦らせるけど…。という設定は興味深く見ることができました。
ただその設定のみで話が進んで、一度亡くなった人を甦らせることの倫理観への悩みとか、技術的な難しさやその技術を求める悪役との追いかけっこなどが。ただ流れるように描かれるだけで、特に無問題で進んで行くのであっさりすぎる印象でした。
そして、主人公のキアヌ、いかんせん友達に頼りすぎで大事で高価なマシンを持ってこさせて、計算式とかも全部頼んで、留守番も頼んでと彼がいなかったらこの映画が成り立たないくらい頼りすぎの主人公でした。
それに蘇った家族ももう普通の人間で過ごしているだけなので、これといった問題もなく。そこにドラマ的な面白さはなかったです。
そして結局、主人公は自分の家族だけがよければそれでいいのかと感じてしまうハリウッド映画でした。
☆☆☆
鑑賞日: 2020/02/02 Blu-ray
リンク
監督 | ジェフリー・ナックマノフ |
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脚本 | チャド・セント・ジョン |
出演 | キアヌ・リーブス |
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アリス・イブ | |
トーマス・ミドルディッチ | |
ジョン・オーティス |