映画【忘れないと誓ったぼくがいた】感想(ネタバレ)

Forget Me Not
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●こんなお話

 高校生の男の子が道で出会った女の子のことをちょっと好きな感じになるけど、彼女は「私を忘れないで」と変な事言って、更には同じ学校だけどみんなの記憶にはなくて……な話。

●感想

 女の子と出会うけど彼女はどこか不思議な感じで神出鬼没。けどこんな女の子いたっけ? と誰も覚えていない。
 一体彼女は何なんだ? という序盤。主人公たちの甘酸っぱい高校生活なんかは見てて面白いです。

 そしてヒロインの秘密が明らかになるところからサイエンスフィクション感が倍増して戸惑いました。しかもその設定の事を考えてしまうと主人公2人の悲恋みたいなのに何も感じるものがなかったです。
 ヒロインは働いてるけど周りは覚えてるのか? どこまでの範囲が覚えていてどこまでが忘れているのか。主人公だけ覚えている理由が後半明らかになって盛り上がるところだけど、忘れるタイミングとかの設定がよくわからないため。何でもありな展開に思えました。

 記憶から忘れてしまう悲しさみたいなものは確かに悲しいっちゃ悲しいですが、どうしてそんなことになってしまったのかとか世界観が描かれないので、しだいに主人公たちがどうなろうがどうでもよくなってしまう映画でした。

☆☆

鑑賞日: 2014/11/21 DVD

監督堀江慶 
脚本堀江慶 
おかざきさとこ 
原作平山瑞穂
出演村上虹郎 
早見あかり 
西川喜一 
渡辺佑太朗 
大沢ひかる 
池端レイナ 
ちはる 
二階堂智 
山崎樹範 
ミッキー・カーチス 
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