映画【大脱出3】感想(ネタバレ):スタローンとマックス・チャンが魅せる脱獄アクション

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●こんなお話

 大切な人が誘拐されたので助けに行くスタローンたちの話。

●感想

 中国・香港の大企業の要請で、かつて社長令嬢ダヤ・チャンが何者かに誘拐される。ダヤの身辺警護を担当していたシェン・ローは、脱獄の専門家であるレイ・ブレスリンを訪ねる。レイは仲間のデローサらとともに捜索に乗り出すが、最初の行動中に、ダヤ誘拐現場から逃れた彼女のボディガードである宝勇が重傷状態で発見される。ポケットにはUSBメモリが残されており、その中には誘拐犯レスター・クラーク・Jr.からの挑発的な映像が記録されていた。映像にはダヤが捕らえられた監獄のヒントと、レイへの直接のメッセージが映されており、レイたちはすぐに悪魔砦と呼ばれる監獄がラトビアにあることを突き止め、救出作戦を開始する。

 レイたちは監獄内の状況や誘拐犯の要求を慎重に探り、作戦を練る。レスターは単なる金銭目的ではなく、父親の死への復讐として身代金を要求する。期限が迫る中、処罰として人質を殺害する過激な行動に出る。レイの恋人アビゲイルもまた監獄へ連れ去られ、状況はレイ個人の怒りと復讐心を伴うものへと発展する。

 レイとチームは熱源カメラ付きドローンで監獄を偵察し、下水道から内部への侵入に成功する。しかし、レスターの巧妙な罠に翻弄され、仲間の宝勇とシェンが捕らえられる。最終局面では激しい戦闘が繰り広げられ、レイは囚われた人質を救出すると同時に、レスターの企みを打ち砕く。救出の過程でアビゲイルは首を切られて命を落とすが、レイは深い悲しみを抱えつつレスターを倒し、仲間と共に脱出する。誘拐されていたダヤやその他の人質は無事解放され、レイの復讐と救出劇は完了しておしまい。


 冒頭で描かれるオハイオの貧困層の日常描写は少し長く感じますが、物語の舞台や登場人物の背景を知るうえで興味深い演出です。物語の本筋とは直接関係が薄い部分もありますが、世界観を示す重要な場面として印象に残ります。

 主人公たちと敵役の計画や作戦には無理がある展開も多く、敵の行動や監獄の設定がわかりにくく感じられることがあります。特に秘密監獄「悪魔砦」の描写は刑務所というよりテロリストの占拠地のように見えるため、現実感はやや薄めです。

 それでもアクションシーンには十分な見応えがあります。マックス・チャンの華麗な動きや、デイブ・バウティスタの迫力ある戦闘シーンは観ていて楽しいです。スタローンのアクションは控えめですが、陰惨な一騎打ちの描写は緊張感を強めています。画面全体や物語は暗めですが、B級アクション映画としての楽しさやスリルも感じられます。全体的には、物語やアクションを楽しみながら観ることができる作品でした。

☆☆

鑑賞日: 2020/01/10 Blu-ray 2026/01/24 U-NEXT

監督ジョン・ハーツフェルド 
脚本マイルズ・チャップマン 
ジョン・ハーツフェルド 
出演シルヴェスター・スタローン 
デイヴ・バウティスタ 
マックス・チャン 
ハリー・シャム・Jr 
デヴォン・サワ 
マリース・ジョー 
ジェイミー・キング 
カーティス・“50セント”・ジャクソン 
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