映画【エグザイル/絆】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 1人の男を殺しにやってきた殺し屋タッグと彼を守りに来た殺し屋タッグがマフィアのボスと戦うことになる話。

●感想

 男2人組がある家を訪ねるけど奥さんはいるけど、目的の人物はいないので外で待機する。別の2人組も訪ねてくるけどいないので外で待機。男4人は知り合いらしい。

 目的の人物が家に帰ってきたので2人が入って、目的の人物は拳銃を手にして弾丸の数をみんなで合わせて銃撃戦開始。けど赤ちゃんの声で銃撃戦中止。みんなで食事をして、目的の人物はボスを銃撃してボスから狙われていて、命を狙う2人と守る2人という関係性でしかも旧知の仲。妻子に金を遺したいという目的の人物の願いがあるので、仲介屋のところにいって、仕事をもらう。

 組織のボスの暗殺の仕事をもらって、目的のレストランに行って狙うけど

別の組織のボスも現れて、主人公たちの存在に気づかれてピンチになって銃撃戦開始。そこで目的の人物が撃たれて重傷。闇医者のところへ。

 治療をしてもらっているところに負傷したボスも現れちゃって主人公たち隠れるけど、治療中の主人公が目覚めて気付かれて銃撃戦開始。負傷の人物が敵に捕まって高いところから落下して負傷。みんなで逃げるけど重傷の主人公が死亡して奥さんのもとにかえすけど、怒った奥さん主人公たちを銃撃。

 主人公たちは金塊を手に入れようとするけど護衛がいっぱいなのであきらめるけど、銃撃の音が聞こえて向かったら別の人間たちが護送車を襲撃中で主人公が横から入って倒していく。護衛で1人生き残った人と金塊を山分け。

 けど未亡人が組織に捕まったので金塊を手に敵のアジトに向かって奥さんを逃がしてみんなで銃撃戦してみんな敵も味方も撃たれて死亡しておしまい。

 冒頭で男を尋ねに来る男たち、いきなり銃撃戦が始まって扉をお互いに撃ちあって扉が空中でくるんくるん回るという演出から一気に掴まれるオープニングでした。赤ちゃんが泣いたことにより銃撃戦をやめる男たち。そしたら幼い時の写真が一瞬インサートされて、彼らが幼馴染だということがわかる。ボスの命令で殺しに来た男たちと彼を守りに来た男たちが、さっきまで銃撃戦してたのに途端に仲良く食事を共にするという。リアリティとか一切無視でひたすらちょーカッコいいダンディな男たちがキザすぎるくらいで描かれていてぶっ飛んでいてふりきれてて好感が持てる映画でした。

 狙われてた男も幼馴染で彼が妻子にお金を残したいっていうから、それまで殺しはなしにして、新しい殺しの仕事をみんなで行おうとするけど。そこに自分たちのマフィアのボスが現れて事態が面倒なことになっていく。

 煙みたいな血しぶきが舞って、カメラの画角の中に男たちが棒立ちで拳銃を撃つ。という様式美が完成されててそれを見るだけでも満足でさらにそれをするのがカッコいいおじさんたちというのがよだれが出てきてしまいました。

 偶然、金塊を手に入れちゃったりと無茶苦茶なストーリー展開ですが、妻子を人質にとられて死地に向かっていく主人公たち。レッドブルの空き缶を蹴って銃撃戦が始まるというスローもめちゃくちゃかっこよくて素晴らしかったです。

☆☆☆☆

鑑賞日: 2009/05/30 DVD 2015/12/20 DVD 2025/03/14 Amazonプライム・ビデオ

監督ジョニー・トー 
脚本セット・カムイェン 
イップ・ティンシン 
出演アンソニー・ウォン 
フランシス・ン 
ニック・チョン 
ジョシー・ホー 
ロイ・チョン 
ラム・シュ 
ラム・カー・トン 
チョン・シウファイ 
タム・ビンマン 
ホイ・シウホン 
エレン・チャン 
リッチー・レン 
サイモン・ヤム 
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