映画【ポリス・ストーリー3】感想(ネタバレ): ジャッキー・チェンが潜入&激闘するアジア横断アクション

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●こんなお話

 香港のスーパーコップのジャッキーが本土の警察と協力して潜入捜査していって、みんなで相変わらずの命がけアクションをしていく話。

●感想

 香港警察が中国から「スーパーコップを用意してほしい」と依頼され、主人公のジャッキーが中国へ向かうところから物語が始まる。中国公安のトレーニング施設では、気功を使ったりと超人的な訓練が行われていて、ジャッキーは選抜メンバーとの対決でその実力を見せつける。

 その後、麻薬組織に潜入するため、刑務所からターゲットを脱獄させる作戦を実行。ジャッキーは脱走劇を演じてターゲットに気に入られ、彼の仲間のもとへと向かうことに。ところが、実家に行こうという話になり、急遽、警察が偽の実家と家族を用意。妹役として同行していた女性刑事も巻き込まれながら、なんとか怪しまれずにやり過ごす。

 しかし、飲食店で公安にターゲットが見つかり、戦闘が発生。ジャッキーと女性刑事はターゲットとともに逃走、ボートチェイスの末に麻薬組織の親分のもとへたどり着く。親分は信頼を試したりしつつ、麻薬取引の交渉の場に同行させる。そこで親分は奥さんが捕まっていることで麻薬の取り分がもらえず仲間同士で戦闘が発生して麻薬精製現場が爆発したりのアクションがあったり。

 その後、舞台はマレーシア・クアラルンプールへ。親分の妻を救出する作戦が始まるが、そこに偶然ヒロインが現れてしまい、ジャッキーが刑事だとバレてしまう。ヒロインも囚われ、ジャッキーたちは命をかけて作戦を決行。

 列車の上でのアクション、ヘリコプターへの飛び移りなどアクションの連続があって倒していく。そして親分の妻から口座番号を聞き出す。ラストは、香港警察のものか中国人民のものかとジャッキーたちが語り合っておしまい。

 強制労働をしていた囚人を助けて潜入捜査をする、という展開がなかなかスリリングで、ジャッキーが嘘の実家に向かって焦る姿もベタだけど笑えてました。偶然マレーシアにいたヒロインと再会してピンチになる展開なども定番ながら楽しく、アクションはシリーズ中でもかなり激しめでした。相変わらずエンドロールのNGシーンを見ると、本当に危険なスタントだったことが伝わってきました。

 ただし、後半になると銃撃戦の比率が上がり、ジャッキーが敵をバンバン銃殺するシーンには少し違和感を覚えたりもしつつ。

 とはいえ、シリーズ3作目でもテンションが落ちることなく、最後まで楽しめるアクション大作だったと思います。

☆☆☆☆

鑑賞日:2014/06/15 Hulu 2025/06/17 Amazonプライム・ビデオ

監督スタンリー・トン 
脚本エドワード・タン 
フィレー・マー 
リー・ウェイ・イー 
出演ジャッキー・チェン 
ミシェル・キング 
マギー・チャン 
ケン・ツァン 
ユン・ワー 
タン・ピウ 
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