●こんなお話
世界中の格闘技自慢が集まって世界一武道会が繰り広げられる話。
●感想
ジャン・クロード・ヴァンダムさんの監督主演ということで、彼のアクションはさすがにかっこよくて高くて鋭い回し蹴りも見られて満足の1本でした。それにスペイン、中国、日本、モンゴルなど世界中のお国柄にあわせた格闘家たちが集まって戦うという設定も純粋にそれだけで楽しくてよかったです。日本代表の元横綱の北尾さんも頑張っていました。
ただ、90分ちょいの映画で格闘技大会が始まるまで映画の半分くらいまでこないと始まらず。それまで主人公の盗っ人団の生活から始まり、捕まって奴隷として連れてかれて…とか長いし。イギリス人の奴隷商人の貴族とか一応のヒロインであろう記者さんとかのくだり果たして必要なのか? というシーンが多くて退屈でした。それに格闘技大会も全く背景も何もわからないキャラクターたちの戦いを延々と見せられるのも各国の特色のある戦いで面白さはありますが、よく知らない人たちがずっと戦っている。という状態なのでだんだんと飽きていってしまうアクションシーンでした。それにどうして勝った負けたのロジックがないため余計にアクションシーンとしての面白さを計りにくいものになっていたと思います。
短い上映時間でしたが、体感時間は長めで何でモンゴル代表があんなに強いのか謎の映画でした。
☆☆
鑑賞日: 2019/11/20 DVD
リンク
監督 | ジャン・クロード・ヴァン・ダム |
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脚本 | スティーヴ・クライン |
ポール・モーンズ |
出演 | ジャン・クロード・ヴァン・ダム |
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