映画【セブンソード】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 民を虐殺する極悪軍団と戦う七人の武芸者たちの話。

●感想

 冒頭でカタキ役たちの極悪非道っぷりが描かれて、物凄いメイクや武器を持った人たちが虐殺をしていくケレン味たっぷりで漫画みたいなキャラクターたちが面白い冒頭で期待の高まるツカミでした。そこから、彼らに立ち向かう人たちの苦闘が描かれていきますが、七本の剣を持つ武芸者たちが立ち向かう。けどイマイチ、誰が誰だかわからず、描かれ不足なような映画でどんどんと失速してしまって残念でした。

 剣にはそれぞれどのような特徴があるのか? それを扱う人たちの行動の動機や背景はなんなのか? そういう部分が大事でそこが描かれてわずかな仲間たちと強大な敵に立ち向かうというのが熱い展開になりそうですが、そういうのよりもアクションシーンを作ることに重きを置いているような作劇でした。

 かっこよかった悪役たちも結構最初のほうで、どんどんと退場していってしまうのでガッカリだし、味方は味方でほとんど誰が誰だかわからないしで、155分という長さを使って一体何をしているのだろう? とついていくのに必死になってしまう映画でした。

☆☆

鑑賞日: 2016/06/04 DVD

監督ツイ・ハーク 
脚本ツイ・ハーク 
チェン・チー・シン 
チュン・ティンナム 
原作リャン・ユーシェン 
出演レオン・ライ 
ドニー・イェン 
チャーリー・ヤン 
スン・ホンレイ 
ルー・イー 
キム・ソヨン 
ラウ・カーリョン 
チャン・チンチュー 
タイ・リーウー 
ダンカン・チョウ 

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