映画【宇宙からのメッセージ】感想(ネタバレ)

●こんなお話

　悪い軍団に攻められている人たちが、いろんな人を集めて戦争する話。

●感想

　いきなり銀ピカの成田三樹夫さんと天本英世さんが出てきてぶっ飛んだ世界観が凄いです。一気に映画の世界に惹きこまれる冒頭でした。そして攻められて絶滅の危機の人たちが救いを求めて用心棒を探す旅に出て、そこでさまざまな人たちに出会って仲間たちを作っていく。

　若手チームの真田広之さんとかが出てきますが、最初はやる気なくて、むしろ頼ってきた人たちをハメたりして結構酷いことをしちゃったりするけど。改心して仲間になるという。よく許されたなという展開でした。他にも千葉真一さん演じるカタキ役たちの一族だけど、本当の跡取りだということで仲間になりますが、ソニー千葉も凄い格好で登場して剣を振り回してくれます。

　カタキ役たちが地球を狙うのも捕まえた地球人の記憶の中を見て「地球は美しい」という理由で攻め込んできます。そして地球を脅す意味で月を爆破するという大変なことをしちゃっていました。地球の環境がその後大変なことになってるんだろうなと心配してしまいました。

　正直、仲間集めとかの面白さもあんまりなくてバラバラに話が進行していくので、仲間が集まってチームで敵に勝つというカタルシスとかあんまりないですが。この時代の特撮の世界観を堪能できて楽しい映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2016/06/14　DVD