●こんなお話
トム様のやりたいアクションシーンを存分に撮らせてあげている話。
●感想
冒頭でシリーズ恒例の今回のミッションのテープの説明が流れますが、ここから固有名詞が入り乱れて、誰が何をする話なのか置いてけぼりをくらいました。
前作のカタキ役や今回のカタキ役に武器商人にとカタキ役がいっぱいいて、さらに主人公たちとCIAと思惑が入り乱れるので、終始誰が何をしている話のかわからないのでアクションシーンに入っても興奮することなく退屈な展開が続きました。
高高度から降下するという危険な潜入をしますが、その先が普通のパーティーだったりして、なぜそこまで危険な潜入方法をするのかわからなかったりして、いちいちノイズにになる展開が続きました。
裏切りにつぐ裏切りの展開のため最初にやっていた行動とかも立ち止まって考えてしまって、話に入り込めない原因でした。ニセもののラークなる男を捕まえようとめちゃ強いアジア人とファイトして、そこで前作のイギリスのスパイが登場して助けてくれますが、カタキ役はそこまで考えて行動していたのかとか。そもそもアジア人は誰だったのか。CIA長官が一番ダメダメで身近な人間が○○だったり、大切なところで特殊部隊が実は○○だったりとどんだけ内通者いるんだと、しっかりリクルートしろという責任問題はどうなってるんだというダメダメCIAでした。
東西冷戦スパイもの的なややこしさ難解さのストーリーにトム様のやりたいアクションでつないでるためただただ退屈な映画でした。アクションシーンもこれまでのシリーズで見てきたことあるようなものなので、そこまですごさを感じられないのが残念でした。
これまでのシリーズで駄作はなくて一定のクオリティのスパイアクションだと思ってましたが、初めて失敗作なのではないかと感じてしまう140分でした。
☆☆
鑑賞日: 2018/08/09 TOHOシネマズ川崎 2019/04/13 Blu-ray
監督 | クリストファー・マッカリー |
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脚本 | クリストファー・マッカリー |
出演 | トム・クルーズ |
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レベッカ・ファーガソン | |
アレック・ボールドウィン | |
サイモン・ペッグ | |
ヴィング・レイムス | |
ミシェル・モナハン | |
ヘンリー・カヴィル | |
ヴァネッサ・カービー | |
ショーン・ハリス | |
アンジェラ・バセット |
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