映画【X-MEN2】感想(ネタバレ):大統領襲撃で始まる異能力バトル!続編としても見応えありのアクション映画

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●こんなお話

 大統領がミュータントに襲われたってんで、人間の軍人さんがミュータントを捕まえていろいろ悪巧みするのを阻止する話。

●感想

 冒頭からいきなり大統領襲撃という衝撃のシーンでスタートし、ツカミは完璧です。最初の数分で一気に引き込まれる展開でした。全体的にアクションシーンがかなり派手になっていて、純粋にアクション映画として見ても映像が豪華。爆発、格闘、超能力バトルと見せ場が次々に登場して、ただ画面を眺めているだけでも楽しめる内容になっていたと思います。

 ミュータントたちも多く登場し、それぞれが一瞬でも個々の能力を発揮する場面が用意されていて。どういう能力を持っているのか、どんな特性があるのかを視覚的に伝えてくれるのがうれしいところ。登場するだけじゃなくて、ちゃんと「何ができるか」を見せてくれる演出が丁寧だと思います。

 ストーリーも、人類とミュータントという種の対立を軸に展開していて、対立構造がはっきりしている分、テーマもわかりやすく伝わってくる見せ方だったと思います。特にストライカーがプロフェッサーXの能力を使ってミュータントを絶滅させようとし、その後はマグニートーが同じ能力で人類を滅ぼそうと企むという流れは、プロフェッサーXの持つ力の危険性と強さを象徴するような展開です。

 そのぶん、プロフェッサーXが操られっぱなしに見えてしまって、少し都合よく使われすぎてる印象もあったのが惜しいと感じました。また、全体の尺が130分というのも少し長く感じてしまい。特に中盤の展開でテンポが落ちる部分があり、そこでもう少しコンパクトにまとめてもよかったのではと思いました。

 とはいえ、シリーズの続編としての完成度は高く、アクション、キャラの見せ場、ストーリーの深みとバランスが取れていて、前作ファンも新規でも楽しめる仕上がりだったと思います。アクションとドラマの両立をしっかりやっていて、見応えは十分でした。

☆☆☆☆

鑑賞日: 2016/08/28 Blu-ray

監督ブライアン・シンガー 
脚本マイケル・ドゥーティ 
ダン・ハリス 
出演パトリック・スチュワート 
ヒュー・ジャックマン 
イアン・マッケラン 
ハル・ベリー 
ファムケ・ヤンセン 
ケリー・フー 
アンナ・パキン 
ジェームズ・マースデン 
レベッカ・ローミン・ステイモス 
ブルース・デイヴィソン 
ブライアン・コックス 

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