映画【ウインド・リバー】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 先住民居住区で格差社会の底辺での殺人事件を見せてくれる話。

●感想

 雪景色の美しさ寒さがビンビン伝わってくる映像を愛でるだけでも楽しい100分間でした。そこにインディアンの現代アメリカのいまだにこんなことがあるのかとひどすぎる生活に夢も希望もないやるせなさ、怒りを見せてくれて面白かったです。 

 話自体は単純明快で殺人事件の捜査のミステリー物としての面白さはあまりなくて、主人公のハンターが足跡とかを追いかけたら事件の真相に簡単に追いついちゃうだけだし、事件の真相の回想も急に最後に挿入されるだけなので、事件そのものに面白さがあまりなかったのが残念でした。 

 けれどもアメリカの銃社会の怖さが伝わる突発的に始まる銃撃戦の迫力も凄かったです。静と動の落差を楽しむ映画でよかったです。 

☆☆☆☆

鑑賞日: 2018/08/16 角川シネマ有楽町 2019/03/19 Blu-ray

監督テイラー・シェリダン 
脚本テイラー・シェリダン 
原作ジョン・ピアースン
出演ジェレミー・レナー 
エリザベス・オルセン 
ジョン・バーンサル 
ギル・バーミンガム 
ケルシー・アスビル 
グラハム・グリーン 


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