映画【デス・ショット】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 銀行強盗被害に遭った主人公が警察無視で独自に捜査して大騒動の話。

●感想

 冒頭で銀行強盗があって現場にいた銀行員の主人公が内通者と疑われるしまうので、自分で捜査するというものですが、主人公とお隣さんのブルース・ウィリスがホワイトボードで資料を眺めるだけでなぜか犯人の次の犯行にたどり着いてしまうという。このプロファイリングが全く持ってわからず、捜査を始めて3分くらいで「犯人はこいつだ」と真犯人にたどり着いてしまいます。

 主人公たちが捜査して犯人を見つけますが、その時点で通報するのかなと思いきや普通に後を追いかけたりして、犯罪を予防できないうえに警備員さんが射殺されたりして可哀そうでした。犯人の動機もよくわからず、認知症のお父さんを病院に入れていますが。お父さんが戦争の英雄なのに国に見捨てられたとか言っていたので、国への復讐のために強盗をしているのだとは思いますが。国の機関を狙うわけでもなく、民間のお金を狙っているのでどういった目的なのかが理解できなかったです。しかも重武装だったりいろんな知識を持っているのでどういう人物や背景などが描かれないのがアクションものとして痛かったです。主人公も主人公でただの銀行員が普通に銃撃戦をしていて、全く持って銀行員に見えないのものれないキャラクターでした。

 クライマックスでは白昼の銃撃戦で面白いですが、いかんせん人数が少ないのでこじんまりした銃撃戦になってしまいました。それでいてブルース・ウィリスが電話して協力する謎の人間たちと主人公が協力することになるという。あの人たち誰だったんだろうかという。

 こういう映画で仕方ないですが、FBIや警察は全く持って無能でただのやられ要員にしてはただのやられ要員すぎて酷かったです。銃撃戦とかになると制服警官が2、3人現れて犯人に射殺されていくだけでした。

 ヒロインが美人さんだったのとブルース・ウィリスとフランク・グリロの競演というくらいが見所の映画でした。

☆☆

鑑賞日: 2019/10/23 DVD

監督ブライアン・A・ミラー 
脚本ブライス・ハモンス
出演フランク・グリロ 
ブルース・ウィリス 
オリビア・カルポ 
ジョナサン・シェック 

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