●こんなお話
メキシコの覆面レスラーの日常と謎の白い場所に閉じ込められた男の脱出劇の話。
●感想
起きたらよくわからない白い場所にいて、天使のおちんちんがいっぱいあってそれを押すとランダムにいろんなアイテムが出てきて、それを使ってどうやら脱出するらしい。ということがわかって、主人公がそれに右往左往するというのを見せていきますが、これが笑えないとなかなかきつかったです。サバイバルものとして見ると本気で脱出したいと思えないような行動ばかりなのでいわゆる突っ込みどころがいっぱいだし、お笑いとしても見ても1つ1つのアクションリアクションが冗長で個人的にはほとんど笑えなかったです。ボタンの場所を覚えていなくて困るとかを毎回やっていて、何か目印とかつけないのかな? とか思ってしまいますし、主人公が覚えていなくて見ているこちらが覚えている状態だったりするので、どういう気持ちで見ればいいのかわからない状態のままの90分でした。そして海外パートの日常描写も最後のオチのために描くのであれば、これでは明らかに長すぎで何も起こらないメキシコ人を延々と見せられてもこれまたストーリーが進んでいるようには思えず退屈でした。
とはいえ、あきらかに松本監督が撮影していないであろうメキシコパートをはじめとする海外の映像は映画的だったと思いました。
☆☆
鑑賞日: 2016/11/04 NETFLIX
リンク
監督 | 松本人志 |
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脚本 | 松本人志 |
高須光聖 |
出演 | 松本人志 |
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