映画【MUSA -武士-】感想(ネタバレ)

the-warriors
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●こんなお話

 蒙古軍に狙われた明のお姫様を高句麗の武士たちが守ろうとする話。

●感想

 1幕目がなくていきなり2幕目から始まるかのような構成で、映画の天地人があまり理解できないままで始まってしまい。せっかくの命を懸けて1人の人間のことを守るという熱そうな展開になりそうなのに、誰が誰だかわかりくいため入り込めなかったです。

 お姫さまを守りたいのか守りたくないのかとかの葛藤が味方同士でもあったりしてドラマチックではありますが、なぜそういったことを言うのかするのかという背景がわからないため。ただダラダラしてしまっている印象でした。

 いっぱいあるアクションシークエンスもスローが多用されていて、ただでさえ体感時間が長く感じているところをさらにダラダラしてしまっている印象でした。

 チャン・ツィイーさんはアップで涙を何回も流しているだけだし、チョン・ウソンさんは無言で槍を振り回しているだけだしで魅力的な仲間たちを描いてほしい映画でした。とはいえ、アン・ソンギさんの渋い表情を楽しめました。

☆☆

鑑賞日: 2017/04/08 DVD

監督キム・ソンス 
出演チャン・ツィイー 
チョン・ウソン 
チュ・ジンモ 
アン・ソンギ 

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