映画【狼が羊に恋をするとき】感想(ネタバレ)

When a Wolf Falls in Love with a Sheep
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●こんなお話

 元カノを探ししつつ予備校街のコピー屋で働く主人公と予備校で働く主人公の話。

●感想

 おでこに「予備校に行ってくる」とメモ書きを貼られて彼女が去ったままどっか行ってしまって、予備校街にやってきてコピー屋で働くことになる主人公。

 コピー屋の親父さんがおばさんから頼まれた犬探しを夜な夜な街を歩いて探したり、予備校にコピー用紙を配ったり。試験養子に羊のイラストを見つけて、主人公が狼のイラストでコメントをして、それをコピー屋の主人がイラストが印刷されて予備校へ。

 生徒たちがそれに気づいて羊と狼のやりとりが話題になる。主人公がロッカーを片付けをしていたらポケベルを発見して「永遠に愛す」というメッセージが残されていて持ち主に返そうと奔走。

 羊のイラストを描いた予備校で働く女性は恋人に紙飛行機に別れの言葉を書かれたり、母親が幼い時に亡くなって百数えたら目覚めると言われたので実行しているけど母親は帰らないという回想があったり。主人公と女性が出会って女性はイラストレーターを目指しながら予備校で働いていて。

 主人公は恋人の存在を忘れつつ、女性を好きになっていて、女性が予備校を退職するということを知る。今までの羊のイラストに数字が隠されていることに気づいた主人公。女性を追いかけるために試験用紙に「永遠に愛す」の時間の1314時に紙飛行機を飛ばしてほしいと書き込んで、その時間に予備校生たちがいっせいに紙飛行機を飛ばす。

 予備校生たちが一斉に紙飛行機を飛ばして、主人公は女性に追い付くけど、元カノと出会って「予備校へ行く」と言って去っていく。主人公は女性に声をかけたらイラストレーターの職が決まったので予備校を辞めるだけということを言われる。引っ越しを頼まれておしまい。

 コマ撮り撮影やアニメーションを多用した演出にモノローグと可愛らしい演出がいっぱいで視覚的に楽しかったです。90分でサクッと見られて退屈せずに主人公たちのやりとりをずっと見ていられる1作でした。

☆☆☆

鑑賞日:2025/04/07 試写会

監督ホウ・チーラン 
脚本ケリー・Y・L・ヤン 
ホー・シンミン 
オウタムン・チェン 
ホウ・チーラン 
出演クー・チェンドン 
ジエン・マンシュー 
グォ・シューヤウ 
ツァイ・チェンナン 
チャン・シューハオ 
ニッキー・シエ 
リン・チンタイ 
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