映画【ゴールデンカムイ】感想(ネタバレ)

Golden Kamuy
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●こんなお話

 アイヌの金塊を巡っていろんな人たちの強奪戦の話。

●感想

 二百三高地で不死身だと恐れられて戦う主人公が描かれて2年後の北海道に舞台がうつって砂金を探す主人公と話しかける男性がいて、男性曰く刑務所でアイヌの金塊を盗んだ男がいろんな囚人の身体にその地図が描かれた入れ墨を掘ったらしいとか。男がクマに殺されて死体に入れ墨が掘られているのを発見。

 クマに襲われる主人公だけどアイヌの女性が助けに来て2人で夜にクマを待ち伏せして戦ったり。アシリパと名乗る女性は金塊を盗まれた際に父親を殺されて2人で金塊を探す旅に出ることが決定。

 入れ墨の人間を探し回ってそれを聞きつけた囚人に追いかけられるけど返り討ちにして捕まえる主人公たちだったけど、囚人を射殺する軍人がいて主人公と一騎打ちしたり。生き残った囚人と一緒に小樽へ。

 日本陸軍の中尉や刑務所にいたとされる土方歳三も金塊奪取に動き始めたり。主人公はアシリパの故郷の村に行って親族から金塊探しの旅を反対されたり、主人公が1人で村を立ち去る。

 軍人に捕まって拷問される主人公をアシリパが救出してソリでチェイスしたりして主人公たち逃走。主人公はアシリパに幼馴染が二百三高地で戦死したこととか想っていた女性がいたけど戦争で変わった主人公に気づかなかったとか回想。病気の女性のために金塊を狙っているという目的がわかっておしまい。

 衣装やセットが豪華で安っぽくなく大作感いっぱいの映画でよかったです。アイヌの女性も弓矢を使ってのアクションとかも見どころだったと思います。

 漫画原作だからか登場人物たちが一人で立っているのに状況を台詞で語ったりするのが終始受け付けにくい演出でした。手りゅう弾が爆発して「手りゅう弾か」と言ったり「〇〇か」と目の前の出来事を話してくれます。

 金塊を巡って強奪戦が進むのかと思いきやキャラクターの説明や主人公とは関係のない盗人キャラが知らない大男と追いかけっこをして爆弾投げ男が現れて銀行強盗が始まってとかの流れとかもだいぶ長くて原作を知らないと無駄に感じる展開も多々ありました。

 そして仕方ないことですが、話が全然終わらないなと思ってたらそのまま終わってしまって続くなので不完全燃焼感いっぱいの1作でした。

☆☆

鑑賞日:2025/04/01 NETFLIX

監督久保茂昭 
アクション監督下村勇二 
脚本黒岩勉 
原作野田サトル
出演山﨑賢人 
山田杏奈 
眞栄田郷敦 
工藤阿須加 
柳俊太郎 
矢本悠馬 
大谷亮平 
勝矢 
木場勝己 
大方斐紗子 
秋辺デボ 
マキタスポーツ 
玉木宏 
舘ひろし 
井浦新 
ナレーション津田健次郎 
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