ドラマ【ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン シーズン2 -キャロルの書-】感想(ネタバレ):ダリルがフランスで魅せる!ゾンビと戦う孤独な旅に新展開

The Walking Dead Daryl Dixon – The Book Of Carol
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●こんなお話

 フランスへダリルを探しに来るキャロルだったり、みんなで目的の子どもの争奪戦の話。

●感想

 フランスのモンサンミッシェルを舞台に、前シーズンで無事に目的の子どもを送り届けた主人公ダリルたちが、仲間とともに平穏な生活を始めます。しかし、別のグループがその子どもを狙い始めたことで再び物語が動き出します。

 一方、アメリカではキャロルがダリルがフランスにいることを知り、自ら飛行機を手に入れてフランスへ向かうことを決意します。途中、グリーンランドに不時着するアクシデントもありつつ、そこでも新たな出会いが描かれます。

 物語は、さらわれた子どもを助けに行く展開や、子どもを逃がすために仲間と離れ離れになってしまう場面を経て、ダリルとキャロルが再会する感動的なシーンへと続きます。また、ゾンビを兵士として利用しようとする研究組織の存在や、グループ同士の対立も絡み合い、物語に奥行きを与えています。

 やがて、対立していたグループが統合され、主人公たちが保護している子どもを標的とする動きが本格化します。最終的には、飛行機で子どもを逃がすためにダリルたちが尽力し、キャロルと共に再び旅を続ける形で物語はおしまい。

 モーニングスターやボウガンを駆使して戦うダリルのアクションは、今回も非常に格好よく、見応えがありました。全6話という短い構成の中で、敵が現れてから解決に至るまでのテンポが速く、ダラダラと話が続かない点も非常に好印象でした。

 ただ、ピンチに見えても毎回すぐに援軍が現れて狙撃で救われるなど、やや予定調和的な展開が繰り返された点は少し気になりました。また、キャロルが処刑されそうになる場面でも、特に作戦もなく単に「死んだふり→ダッシュで逃げ切る」という展開にはやや雑さを感じました。

 とはいえ、シーズン3への期待が高まる内容で、次なる展開もぜひ楽しみにしたい作品です。

☆☆☆

鑑賞日:2024/11/06 U-NEXT

監督ダニエル・パーシヴァル
ティム・ソーサム
脚本デヴィッド・ザベル
ジェイソン・リッチマン
出演ノーマン・リーダス
クレマンス・ポエジー
ルイ・ピュエシュ・シグリウッツ
ライカ・ブラン=フランカール
ロメイン・リーバイ
ジョエル・デ・ラ・フエンテ
アンヌ・カリエール
メリッサ・マクブライド
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