●こんなお話
アート・ザ・クラウンが復活して姉弟と周りの人間を襲っていく話。
●感想
前作の直後の遺体安置所から始まって当然殺人鬼は復活。父親を亡くして傷ついた姉と弟がいて、母親との関係も気まずい様子。
ハロウィンの時期に弟は学校でクラウンがやってきて動物の死骸を投げつけてきて弟がやったと問題になって母親が怒ったり。姉はデザイナーだっただかの亡くなった父親が残した絵をもとにハロウィンで着る衣装を自作したり。
主人公たちの周りに殺人鬼が現れて怖がりつつ、主人公が立ち寄ったお店の店員を殺したり。友達とその親が殺されたり。ハロウィンの夜になって姉は友達とパーティーに行って、友達とその彼氏が襲われたり。弟も襲われたりして、お化け屋敷で殺人鬼と追いかけっこをしつつ、姉弟は殺人鬼を倒せるのはお姉ちゃんだという父親の予言みたいなのことを信じてたら、姉はヒーローみたいに復活して弟を襲う殺人鬼に立ち向かうのでしたという。
見に行っている人の期待に応える人体破壊描写を見られてキモくて最高でした。目玉がくりぬかれたり首が切られたり、内臓が飛び出たりとスタッフさんたちの創意工夫が見られました。
主人公の1人目の友人が殺されるところとか個人的には楽しくて脳みそが出た状態で洗剤を傷口に塗りたぐられるとか痛そうな殺され方が最低で最高です。
前作から画面に登場する人数も増えて画面も派手になって大作感が伝わってきました。ただクライマックスくらいからはお化け屋敷みたいな閉ざされた空間で主人公と殺人鬼になっていって派手さがなくなるのは残念でした。それになぜか最後の方は夢か現実かみたいな描写になっていくのとかも好みが別れる作風だと思います。1人1人の殺され方がじっくり描かれるので130分という上映時間となっていて人体破壊の見せ場が多く退屈はしないですが、だんだんと飽きていってしまう映画だと感じました。
☆☆☆
鑑賞日:2023/06/02 TOHOシネマズ川崎
監督 | ダミアン・レオーネ |
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脚本 | ダミアン・レオーネ |
出演 | ジェナ・カネル |
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ローレン・ラベラ | |
デイビット・ハワード・ソーントン | |
キャサリン・コーコラン | |
グリフィン・サントピエトロ |